ブランドコンテンツ室で創るクライアントとLIMO読者の架け橋
新たなフィールドで活かす編集者のキャリア
2023年9月に株式会社ナビゲータープラットフォームが創設したブランドコンテンツ室(以下、BC室)。
BC室は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」の読者と、さまざまな企業のサービス・商品を、コンテンツを通じて結びつけることを目指しています。
今回は、このBC室で新しいチャレンジをスタートした大蔵大輔さんにお話を伺いました。
株式会社ナビゲータープラットフォーム
メディア事業本部・ブランドコンテンツ室
大蔵 大輔 Daisuke Okura
LIMO読者とクライアントをつなぐ仕事
最初に大蔵さんが担当されている仕事について教えてください。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームのメディア事業本部 ブランドコンテンツ室(BC室)で仕事をしています。
BC室は、LIMOをはじめとした当社が運営するWebメディアを通じて、読者と企業とをつなげるということを目標としています。
LIMOは、はたらく世代の女性の読者比率が高い経済メディアです。
BC室では、こうした現役世代の読者をエンゲージするための業務から、実際に企業が届けたいメッセージをコンテンツとして制作し、読者と企業を結びつけるまでの幅広い業務を担当しています。
具体的にはどういう仕事になるのでしょうか。
BC室で私が担当している仕事は、大きく2つに分けることができます。
ひとつは、自社の商品やサービスの思いを届けたい企業から広告を受注し、当社のWebメディアを通じてそのコンテンツを発信をすることです。
私は営業担当として活動しながら、編集者であった経験を活かして、コンテンツの企画から制作までの全般を担当しています。
BC室は「ブランドコンテンツ室」という名称の通り、企業のブランドを築くことができるようなコンテンツ企画とその制作を行っています。
広告として受注はしますが、コンテンツ制作においては、企業の強みは何か、なぜそのような事業を行っているのか、商品やサービスの利用者のメリットは何なのか、などを理解するところからスタートします。自分たちが取り扱う広告は、そうして把握した強みや事業への理解をもとに、何をメッセージとして伝えればよいのかを徹底的に考え抜いています。
BC室のふたつ目の役割は、ステークホルダーをエンゲージすることです。メディア事業本部の事業戦略企画推進室と連携し、読者との関係性の構築も同時に行っています。
読者、企業、当社をそれぞれにつなげて「三方良し」と言える関係性をつくることが理想です。
ほかにも新たなメディアの準備に携わるなど、立ち上げたばかりの部署ですので、いろいろなことに取り組んでいるところです。
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決め手は2つ、スピード感と新たな挑戦できる場があったこと
BC室で幅広い業務をこなす大蔵さんの、これまでの経歴について教えてください。
大学卒業後、株式会社BCNという家電・IT専門のメディアを運営している会社で、編集・記者をしていました。
入社からちょうど10年という区切りを迎えて、少し違ったことをしてみたいと思っていたタイミングで、ご縁があって入社しました。
決め手はどこにあったんでしょう?
転職活動中、Webメディアを中心に複数の企業で面接を受けていました。
ただ、面接を重ねていくうちに結局、「あれ、これは全く自分のやりたい仕事ではないのでは」とテンションが下がってしまうということが続いてしまって…。
そんなときに当社の面接を受けることになりました。すると今までと逆に、面接を重ねるごとに「ここで仕事をしたい」という気持ちが強くなっていった、ということがありました。
理由はシンプルなんですが、私が「こんなことしたいです」という話をすると、泉田さん(代表取締役)が「やりましょうか」と前向きに話をきいてくれました。
しかも次の面接では「前回の話だけど、うちでやるならこんなふうにできるんじゃないかと思ってるんだけど」と、より検討したうえで具体的な提案をしてくれました。
まだ面接の段階なのに実現に向けての話をしてくれるうえに、こんなにスピード感を持って検討してもらえるんだっていう点がとても印象が良かったです。
加えて、LIMOは「くらしとお金の経済メディア」だったので、これまでの経験を活かしつつ、編集者・記者として新たなジャンルに挑戦できる――いろんな武器を増やせそうだな、という気持ちがありました。
この2点が決め手になったところかなと思っています。
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ブランドコンテンツ室を創設することになった理由
ブランドコンテンツ室(BC室)の創設というのも、大蔵さんのキャリアにおける新たな武器としての展開だったのでしょうか。
いや、ポジティブな意味でですが、実は入社前には想像できていなかった方向に進んでいるな、というのが正直なところです。
入社前は、編集者・記者として扱うジャンルを増やして自分の武器を増やすというイメージでした。
実際、入社後LIMOで、家電・ガジェット・IT・テクノロジー領域を担当し、いろいろなカテゴリの記事に取り組んでいました。
入社後は編集・記者として活躍されていた大蔵さんが、どうしてブランドコンテンツ室の創設に携わることになったのでしょうか?
前職では広告事業のコンテンツ制作担当として携わっていたこともあり、私自身が「サイトパワーがあるLIMOに広告コンテンツがないのはもったいないな」と感じていたということがあります。実際に取材先で「広告ないんですか?」と質問を受けたことも多々ありましたし。
そういう話を泉田さんとしていた流れで「じゃあ、やってみるか!」という感じでしたね。
むしろ大蔵さんご自身が創設のきっかけだったと。やはり、ブランドコンテンツ室創設までは、かなりのスピード感だったんですか。
そうですね。社内では共有していることだと思うのですが、うちの特徴として、非常にフットワークが軽くて、どんなことでも非常に早くスピード感を持って進めるというのはありますよね。
私の場合、メディアの性質の違いもありますが、前職だと半年かけてやっていたようなことを1か月足らずでやってしまうくらいの勢いがありますし、実際に形にしていっていますね。
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「仕事の適性」について見極めながら取り組む、新しい挑戦
それでは、フルリモートとはいえ、仕事のスタイルも激変したのでは?
そうですね、編集者のときは記事執筆が中心だったので、在宅して仕事をしていることが多かったんですが、BC室として取引先を開拓するため、さまざまな発表会や、企業との商談などの営業で外出する機会は増えました。
ただフルリモートなので、自分のスタイルに合わせて予定を立てられるので、外出するかどうかも、案件やタイミングによって自分の判断で使い分けできるのはいいなと思っています。
フルリモートを活かして仕事のスタイルを構築中ということですね!なかなか珍しい編集職から営業職への移動、始まってみて実際どうですか。
編集からBC室で取り組んでいるような営業職への移動って、多分、大体の場合は断っちゃうと思うんですよね。しかもうちで営業的な業務を担当している方っていませんし。
ただ振り返ると、私は前職で編集をしつつ営業をサポートするような役割も担っていました。これまでの編集としての自分の働きでも、そういう側面を泉田さんが見ていて「適性あるんじゃない」と提案をしてくれた、ということもあります。
これはすごくうちの会社らしいなと思っているところで、私以外にもそうやって業務を移ったり、広げたりして活躍している方がいますよね。
年齢を重ねてくると、周囲の人や上司が自分の適性をみてくれる機会って、巡ってこなくなってきます。そういう「自分に向いている仕事」の適性について、改めて考え直す機会をもらえたと思っています。
まだ1か月半ですから、自分に適性があるかどうか、見極めている期間でもあります。これからですね。
本日は、いろいろと正直なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
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