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メディアリレーション室が強くする読者とLIMO、そして事業会社とLIMOの関係性
新たなフィールドで生かす編集者のキャリア

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2024年5月に株式会社ナビゲータープラットフォームが創設したメディアリレーション室(以下、MR室)。

MR室は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」の読者とLIMO、そして事業会社とLIMOの結びつきを深めることを目的としています。

今回は、このMR室で新しいチャレンジをスタートした大蔵大輔さんにお話を伺いました。

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株式会社ナビゲータープラットフォーム
メディア事業本部・メディアリレーション室

大蔵 大輔 Daisuke Okura

1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科を卒業後、株式会社BCNに入社後、編集・記者として10年間勤務を経て、2023年に株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。LIMO編集部を経て、メディア事業本部・メディアリレーション室所属。

LIMOと読者、LIMOと事業会社をつなぐ仕事

最初に大蔵さんが担当されている仕事について教えてください。

現在は株式会社ナビゲータープラットフォームのメディア事業本部 メディアリレーション室(MR室)で仕事をしています。

MR室は、LIMOをはじめとして、当社が運営するWebメディアと読者、また事業会社との結びつきを強化することを目標としています。メディアを通じてのステークホルダーのエンゲージメントが目的です。

職種を一言でいうのが難しいのですが、コンテンツを制作するので編集者や記者でもありますが、LIMOを知ってもらうためのエバンジェリストでもあります。私を通じて、事業会社とLIMO編集部やMeChoice編集部をつないだり、当社のSNSアカウント向けのキャンペーン施策なども企画したりしているので、社内では社外とのハブ的な役割もしているねと言われたりもします。

LIMOは、はたらく世代の女性の読者比率が高い経済メディアです。

MR室では、こうした現役世代の読者をエンゲージするための業務から、実際に企業が届けたいメッセージをコンテンツとして制作し、読者と企業を結びつけるまでの幅広い業務を担当しています。

具体的にはどういう仕事になるのでしょうか。

MR室で私が担当している仕事は、大きく2つに分けることができます。

ひとつは、自社の商品やサービスの思いを届けたい企業の広報から最新情報を入手し、当社のWebメディアを通じてそれらの良さや話題の内容をコンテンツとして発信することです。

私は編集者であった経験を生かして、コンテンツの企画から制作までの全般を担当しています。

MR室は「メディアリレーション室」という名称の通り、当社のメディアと企業の関係性を築くことができるようなコンテンツ企画とその制作を行っています。

コンテンツ制作においては、企業の強みは何か、なぜそのような事業を行っているのか、商品やサービスの利用者のメリットは何なのか、デメリットはないのかなどを理解するところからスタートします。自分たちが取り扱うコンテンツは、そうして把握した強みや事業への理解をもとに、何をメッセージとして伝えれば読者にとって有益なのかを徹底的に考え抜いています。

MR室のふたつ目の役割は、読者をはじめとしたメディアのステークホルダーをエンゲージすることです。メディア事業本部の事業戦略企画推進室と連携し、読者との関係性の構築も同時に行っています。

読者、企業、当社をそれぞれにつなげて「三方良し」と言える関係性をつくることが理想です。

ほかにも新たなメディアの準備に携わるなど、立ち上げたばかりの部署ですので、いろいろなことに取り組んでいるところです。

 

決め手は2つ、スピード感と新たな挑戦できる場があったこと

MR室で幅広い業務をこなす大蔵さんの、これまでの経歴について教えてください。

大学卒業後、株式会社BCNという家電・IT専門のメディアを運営している会社で、編集・記者をしていました。

入社からちょうど10年という区切りを迎えて、少し違ったことをしてみたいと思っていたタイミングで、ご縁があって入社しました。

転職の決め手はどこにあったんでしょう?

転職活動中、Webメディアを中心に複数の企業で面接を受けていました。

ただ、面接を重ねていくうちに、「あれ、これは自分のやりたい仕事ではないのでは…」と思うことが続いてしまって。

そんなときに当社の面接を受けることになりました。すると、今までとは違って、面接を重ねるごとに「ここで仕事をしたい」という気持ちが強くなっていったんです。

その理由はとてもシンプルでした。私が「こんなことをしたいです」と話すと、泉田さん(代表取締役)が「やりましょうか」と前向きに話を聞いてくれたんです。

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しかも、次の面接では、「前回の話だけど、うちでやるならこんなふうにできるんじゃないかと思ってるんだけど…」と、より検討したうえで具体的な提案をしてくれました。

まだ面接の段階なのに、実現に向けてこんなにスピード感を持って検討してもらえるんだと、感動しましたね。

加えて、LIMOは「くらしとお金の経済メディア」だったので、これまでの経験を生かしつつ、編集者・記者として新たなジャンルに挑戦できるし、いろんな武器を増やせそうだな、という気持ちがありました。

この2点が決め手になったところだと思っています。

 

メディアリレーション室を創設することになった理由

メディアリレーション室(MR室)の創設というのも、大蔵さんのキャリアにおける新たな武器としての展開だったのでしょうか。

いや、ポジティブな意味でですが、実は入社前には想像できていなかった方向に進んでいるな、というのが正直なところです。

入社前は、編集者・記者として扱うジャンルを増やして自分の武器を増やすというイメージでした。

実際、入社後LIMOで、家電・ガジェット・IT・テクノロジー領域を担当し、いろいろなカテゴリの記事に取り組んでいました。

入社後は編集・記者として活躍されていた大蔵さんが、どうしてメディアリレーション室の創設に携わることになったのでしょうか?

前職では企業の広報の方と頻繁にやり取りをすることが多く、外に出ることも多かったんです。一方、LIMOの編集者は公開資料などの1次情報を分析することが重要で、私も入社後は家にこもって資料を探し、それらを分析することが主なワークスタイルとなっていました。社内外から「LIMOの編集者はアナリストっぽい」と表現されています。

ただ、前職から事業会社とのつながりが多く、そういった関係性も引き続き仕事で活用したかったので、「積極的に外に飛び出してLIMOを知ってもらう機会を作りたい」と、泉田さんに話をしてみたんですよね。すると、「じゃあ、やってみるか!」という感じで、これまでのLIMOのやり方とは異なった方法でコンテンツをつくる部署を創設することになりました。

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むしろ大蔵さんご自身が創設のきっかけだったと。やはり、メディアリレーション室創設までは、かなりのスピード感だったんですか。

そうですね。社内では共有していることだと思うのですが、うちの特徴として、非常にフットワークが軽くて、どんなことでも非常に早くスピード感を持って進めるというのはありますよね。

私の場合、メディアの性質の違いもありますが、前職だと半年かけてやっていたようなことを1ヵ月足らずでやってしまうくらいの勢いがありますし、実際に形にしていっています。

 

「仕事の適性」について見極めながら取り組む、新しい挑戦

それでは、フルリモートとはいえ、仕事のスタイルも激変したのでは?

そうですね、編集者のときは記事執筆が中心だったので、在宅で仕事をしていることが多かったんですが、MR室として取材先を開拓するため、さまざまな発表会や、企業との取材など外出する機会は増えました。

ただ、フルリモートではあるので、自分のスタイルに合わせて予定を立てられています。外出するかどうかも、案件やタイミングによって自分の判断で使い分けできるのがいいなと思っています。

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フルリモートを活かして仕事のスタイルを構築中ということですね! なかなか珍しい編集部からの異動、始まってみて実際どうですか。

編集からMR室で取り組んでいるような仕事への異動って、多分、大体の場合は断ってしまうと思うんですよね。みんな、編集がしたくて入社するし、そもそも新しい部署は決まった形があるわけではないので不安じゃないですか。

ただ振り返ると、私は前職で編集をしつつメディアと事業会社をつなぐような役割も担っていました。入社後、編集者として働く中で、そういう側面を見てもらえて、「適性がある」と異動を提案されたということもあります。

これは、すごく「うちの会社らしいな」と思っているところで、私以外にもそうやって担当業務が変わったり、業務の幅を広げたりして活躍している方がいるんですよね。

年齢を重ねてくると、周囲の人や上司が自分の適性を見出してくれる機会なんて、ほとんどなくなります。そういう「自分に向いている仕事」の適性について、あらためて考え直す機会をもらえたと思っています。

まだそれほど時間がたっていないですから、自分に適性があるかどうか、見極めている期間でもあります。これからですね。

本日は、いろいろと正直なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

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